柳原義達先生

久方ぶりに柳原義達先生の作品を見る機会がありました。

10代半ば彫刻家を目指しはじめたころ、
市役所前のクジャク鳩のブロンズ作品をよく見に行ったことを思い出しました。

一つの展示室に置かれた作品群は、作家の生き様をそのまま表現しているようでした。
その重厚な空間の入り口に立ったとき、自分の未熟さや今の行動、言動を恥じずにはいられませんでした。

同じ大学の先輩は、苦しい時代でも制作に励み、生命の偉大さを語っているのに、
自分はなにをやっとるんだ、なにを足踏みしているんだ、なにを言い訳しているんだ、なにを求めているんだ、本質を求めてたはずだろ、真剣に生きているはずだろ、本気なんだろ、、、自分に語りかける良い時間でした。

帰り道、温泉につかり、止まらぬ咳に苦しみながら家に着き、
テレビを見るように若冲の画集を眺め、まだ見ぬ自分の新作に夢を広げました。
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by persona272005 | 2008-06-29 21:35  

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