ロダンとカリエール
国立西洋美術館の企画展。
きょうは何故か常設展示が無料だったので
人ごみを恐れましたが
意外にひとが少なく展示をゆっくりと見ることができました。
ロダンはずっと否定していました。
彫刻をはじめたころ作風や思想の面で影響を受け過ぎ
足かせとなっていました。
歴史的には否定できるものではなく
もちろん現代の彫刻はロダンなしには語れません。
カリエールの本物を見たことが無いので見に行く
という偏屈な理由を自分に言い聞かせ
後輩と二人でみました。
昔はロダンの思想の面から入り、作品を見て
彫刻とはこういうものだという概念からはいりました。
無条件に崇拝していてロダンのテーマの1つである
ミューズのようでもありました。
10年経て頭が彫刻に対してクリアーになり
もしくはとても屈折し傲慢になったのかもしれませんが
見てみるとバラバラなフォルムが面白く
妙に太い腕や、どう考えても背骨が折れているようなフォルム
奇妙で、しかしドローイングはうまい。
当時の彫刻界との戦いと葛藤だったのでしょうか。
一点だけあったロッソのブロンズ作品にとても惹かれました。
ルオーはいつ見ても惹かれます。額もとてもいい。
きょうは何故か常設展示が無料だったので
人ごみを恐れましたが
意外にひとが少なく展示をゆっくりと見ることができました。
ロダンはずっと否定していました。
彫刻をはじめたころ作風や思想の面で影響を受け過ぎ
足かせとなっていました。
歴史的には否定できるものではなく
もちろん現代の彫刻はロダンなしには語れません。
カリエールの本物を見たことが無いので見に行く
という偏屈な理由を自分に言い聞かせ
後輩と二人でみました。
昔はロダンの思想の面から入り、作品を見て
彫刻とはこういうものだという概念からはいりました。
無条件に崇拝していてロダンのテーマの1つである
ミューズのようでもありました。
10年経て頭が彫刻に対してクリアーになり
もしくはとても屈折し傲慢になったのかもしれませんが
見てみるとバラバラなフォルムが面白く
妙に太い腕や、どう考えても背骨が折れているようなフォルム
奇妙で、しかしドローイングはうまい。
当時の彫刻界との戦いと葛藤だったのでしょうか。
一点だけあったロッソのブロンズ作品にとても惹かれました。
ルオーはいつ見ても惹かれます。額もとてもいい。
by persona272005 | 2006-03-12 01:05